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アサリの島流し紀行

東京・高円寺から貯金をするために小笠原諸島へ住み込みバイトに行ったバンドマンの日記。都会の超夜型ライブハウスマンが1000kmはなれた船でしかいけない島で人間に戻っていくドキュメントでもあります。Twitter→@asari309 asari official WEB→http://asariweb.net/

アサリの島流し 114日目 - ねずみの一生

夜の青が鮮やかになった。
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一足先の夏が続いたため雨が少なく、こないだまでカタツムリやカエルは道路で干からびた姿をたまに見かけるばかり。
…だったのだが、最近猛烈な湿度と共に再会するようになった。
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が。暑さとともにすごく増えたのはネズミ。パンや餅、お米の袋も齧られたりとお客さんの食事に関わる被害を防ぐ為、最近はもっぱらネズミ対策に頭を悩ませた。

アイテムを使ったり掃除や補修、戸締りとかいろいろな対策もした。

それが効果的だったのか、最近今度はよくネズミが倒れているのを発見するようになった。

よかった、ということなのだが。
ネズミが哺乳類である故か、やはりそれを見るとなんとも言えない気持ちになるのだ。

ネズミ捕りにかかっているもの、毒餌を食べたのか倒れているもの、小さな手足に目がいくと、どうにもなんとも言い難い気持ちになる。
しかし、主食をもっていくだけでなく電話線もやられちゃうし、ねずみ算というくらいの繁殖力。彼らに抗わないと我々の生活が危うくなる。お互い自然に暮らす生き物だ。

などと考えながら小さなねずみの死骸を見ると、お前さんの一生はどんなだったろう?と思う。

ここに立っている私とお前さんは、きっと思うよりずっと、何にも違わないんだろう。


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人間の人生はねずみよりずっと長いし、なんて思ってたら、いやいや。時間は加齢と共に加速してすぎてっちゃう。記事を書かない間に二週間たつくらいだ。

その間にあったことを写真だけで綴ってみる。

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言葉を省くと紙芝居みたいだ…。
それぞれ島ならではのおもしろいことが詰まっているのだが、ひとつひとつはまたじっくり別の記事に。

ねずみの一生がもし感覚的に人の一生と同じだとしたら、この二週間は、
「あの小さな身体が私の目の前の道を横切った時間の長さ」
に等しいのかもしれない。
 
私が横切った道の前にいるのは、母島の山、煌々とした月、さそり座にある火星とアンタレス、太平洋、あるいは卵を産んだウミガメか。

ここではいつも、自分より何か圧倒的に大きなものに囲まれていると思う。
それがとても身近で、けれど壮大で、そんなことを思う度、自分の中の塊が心地よく風に溶けていくような気がする。

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おまけ。
二週間の内に日焼けイベントが多かったのもあり、ここのところ色の黒さがさらに激しくなってます。
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