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アサリの島流し紀行

東京・高円寺から貯金をするために小笠原諸島へ住み込みバイトに行ったバンドマンの日記。都会の超夜型ライブハウスマンが1000kmはなれた船でしかいけない島で人間に戻っていくドキュメントでもあります。Twitter→@asari309 asari official WEB→http://asariweb.net/

アサリの島流し 335日目 - さよならの形

母島の暮らし

さよならの仕方には形がある。

じゃあね、またね、おつかれさま、元気でね、良い旅を、幸運に恵まれますように、再び会おう、ありがとう…等

この島と私とのさよならはどんなさよならだったのだろう。

離れた今東京にいる私と、あの島は再び1000km海を隔ててしまった。

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でも心なしか前より、1000kmってそんな遠くないよね?と思ってる。

 

正月三ヶ日が過ぎると、迫る音楽会の為の練習が毎日なにかしらあり島のあちこちで楽器の音が聞こえた。

そしてたくさんの、私にとって島の中では「最後の」ことが続いた。

 

1/5は最後の太鼓。

まだあまり知り合いのいない頃から仲間にいれてもらって、一年間たくさん教えてもらった。

 

小笠原太鼓同好会のお別れ、と言えばいろんな人が叩いてくれる百叩き。

動画を撮ってもらったら4:47、その日参加してた15人の人が叩いてくれてた。

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下打ちをしてもらう度、それぞれの人から教わったいろんなことが、まさに走馬灯の様に浮かぶ。

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私はほんとにたくさん、たくさん、もらったなあ。

 

たくさん遊んで

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たくさん歌って

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たくさん弾いて

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 たくさん集まって

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たくさん見送って

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たくさん作ってもらって

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たくさん行事をして

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たくさん夕日を待って

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たくさん朝日を追いかけて

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たくさん、たくさんのことを書くのに文字はとてもじゃないから追いつくわけない。

 

人口450人ちょっと、隣の島までは1日一往復、船で2時間。

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島に来る物資やお客さんは一週間に一度。

集落はそのほとんどが半径500mくらいの中。

買い物できる商店は3軒。

持ってる物も、作れる物も限られていて。

 

それなのに。

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島の日々の終わりが近づいて、私は自分のブログの無謀さを知るばかりだ。

こんな日々を書ききれるわけなかった。

 

私は今までもたくさん出会って別れて手にして離れて、そんな風に生きてきたけれど。

 

いったいどれだけのことをちゃんと見てきたのだろう。

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私の中のこの島とのさよならの大きさは、太陽と海の間で急激に膨らんでいった。

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