アサリの島流し紀行

東京・高円寺から貯金をするために小笠原諸島へ住み込みバイトに行ったバンドマンの日記。都会の超夜型ライブハウスマンが1000kmはなれた船でしかいけない島で人間に戻っていくドキュメントでもあります。Twitter→@asari309 asari official WEB→http://asariweb.net/

2016-07-28から1日間の記事一覧

アサリの島流し 161日目 - アーボマンと島っ娘ライブ

この島には海と森がある。 私達にはBECKがいた。 アーティストのBECKでも、漫画のBECKでもない。犬のBECKだ。 それは今も私達の作ってきた音楽と私の手が描く線の上を、鼻水垂らしながら元気に走っている。 人の愛と人の手仕事には、そういう時間を超えてい…

アサリの島流し 140・141日目 - 母島返還祭の夜

素敵な思い出や景色に出会うと、素敵な歌、絵、作品が作れるよ、などと言う。 が、そんなことはない、と今は思う。 そういうことがあり過ぎると、そこにいる間は本当に手が止まる。 一瞬一瞬が大きくなり目が離せなくなって、この1ヶ月ほど、私はぴったり筆…