アサリの島流し紀行

東京・高円寺から貯金をするために小笠原諸島へ住み込みバイトに行ったバンドマンの日記。都会の超夜型ライブハウスマンが1000kmはなれた船でしかいけない島で人間に戻っていくドキュメントでもあります。Twitter→@asari309 asari official WEB→http://asariweb.net/

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

アサリの島流し 320日目 - もういくつ、あといくつ。

最近は寒くなって見慣れないコート姿も増えてきた。(と言っても19度とかで、内地の本当の冬の人からしたら小春日和か!だけど…。) サービス業の師走が忙しいのは、都会でも南の島でもやはり同じで、飲み会やイベントが続くのも同じく…。 寝る間を惜しんで走…

アサリの島流し 317日目 - 音楽というもの

演奏が終わって、次はああいうのやりたいね、って話するの。また今度はこんな感じで。 また今度がすぐにあるということ。 不意にふと、ああ、また今度がすぐにはできなくなるのか、と考えた。 1年ほど前に高円寺を離れる時、送別会という名の大セッションパ…

アサリの島流し 315日目 - 手の中にある未来

今日は真夜中の呟きと少しリンクしながら。 いい時に通り雨が、さあっと降って私達は帰る気になった。 広い地球の中の途方もなく広い海の本当に小さな一点にも満たない島で、世界を夢見て眠る青年達の野心の話。ぶつかり合うこともあればそれぞれの描く幸せ…

アサリの島流し 307日目 - その先の場所

350日目のその日、東京・高円寺へ。 この一年で知った知らなかった(そして、素敵だったから走りメモした)音楽は、一年に300回ライブ見た年より多い。 音楽は音楽の中になく、人生の中にあった。 知るということの奥深さを知るのは、中学生の時に出会ったソク…