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アサリの島流し紀行

東京・高円寺から貯金をするために小笠原諸島へ住み込みバイトに行ったバンドマンの日記。都会の超夜型ライブハウスマンが1000kmはなれた船でしかいけない島で人間に戻っていくドキュメントでもあります。Twitter→@asari309 asari official WEB→http://asariweb.net/

アサリの島流し 331日目 - 走れ!乳房山登山隊

離れていても繋がって、どこかのできごとを知ることができる時代である。 島に来てからこの1年の間しこしこ書き連ねたこのブログを「読んでるよ」と声かけてもらうことが、季節を追うごとにどんどん増えた。 バンドの知り合いやお客さん…仲良くなった島民…10…

アサリの島流し 80日目 - 魔法にかけられて

車とバイクの免許を取る、ということが果たせぬまま30代に突入してしまった私にとって、ドライブとは夢の出来事であった。普通に大したことではないかもしれないが、様々な事情で果たせなかったドライブ。ああドライブ。それはこの島で人生ファーストドライ…

アサリの島流し 28日目 - 森に吹く風

プロフィールは横顔という意味がある。昭和の小説やらでよく出てくるこの言葉使いはとても好きだ。言葉やらテーマイメージ通りのサウンドではなく、敢えて間反対の曲調の中に、強烈なメッセージが映える、ということが音楽にもあったりするのだけれども。こ…

アサリの島流し 16日目 - 道のはじまりと終わり

点には始まりと終わりがないけど、閉じていない線には始点と終点がある。環状線のように輪になっていないすべての道路には始まりと終わりがある。前記事まで日付飛ばさずにタイトルつけようかと思ってましたが、あまり書けないこともあって追いつかないし、…

アサリの島流し 6・7日目 - 海の真ん中の山

海岸線に沿って歩くと、海がキラキラしている。少し曇がかってはいたが人が少ないのも贅沢なくらい気持ちのいい風。島に来て初めてのおが丸が竹芝へ行き来している間、所謂「出港中」を迎えて、午後の仕事は初めてお休みをもらった。いつも通り前浜あたりを…

アサリの島流し 3~5日目 - シエスタのある1日

到着当日から有無を言わさず始まった私の住み込み労働生活であるが、初っ端から一番びっくりしたのは昼休みの長さである。 朝6時、目覚ましと同じくらいにふと目が覚めた。窓を開けるとまだ涼しくしゃんとした朝の空気に空がすこんと高く抜けている。鳥の声…